ゆるゆるメモリーズ

22歳、なんとなく思ったことをゆるゆると。

タイでぼったくられた。

 

 

 

こんにちは、センです。

 

 

今週のお題「行きたい国・行った国」ということで、今回はタイ旅行で出会った、悪質なぼったくりについて書きたいと思います。

 

 

 

先日、大学の友達と卒業旅行でタイに行きました!

4泊5日で、プーケットに3泊、バンコクに1泊です。

 

 

 

ぼったくりに遭ったのはバンコクでした。

プーケットはそれはそれはサイコーな場所でしたが、今回ははしょらせていただきます)

 

 

 

前提として、タイをはじめとした東南アジアの国々ではバスや電車のような交通機関よりもタクシーでの移動が主流ですが、ぼったくりも多いので注意しなければなりません。

特に観光地周辺で待ち構えているタクシーたちは「メーターが壊れている」と言ったり、わざと遠回りするなどして観光客から通常以上のお金をぼったくります

 

 

 

ぼったくりを防ぐためにこちら↓↓

 

Bolt: Request a Ride

Bolt: Request a Ride

  • BOLT TECHNOLOGY OU
  • 旅行
  • 無料

apps.apple.com

 

 play.google.com

 

 

 

この配車アプリ「Bolt」を利用しました。

現在地から行き先を指定すると、利用できる車とその料金が一覧で表示されるものです。

配車する前に料金が確定するため、高速道路のような有料道路を使用するなどの例外がなければ、料金は変わらず、ぼったくられることもありません。

 

 

こちらのアプリはタイだけでなく、ヨーロッパでも広く利用できますので、ご旅行の際にはインストールしておくことをお勧めします。

(ヨーロッパ留学中めちゃめちゃ使いました)

 

 

 

こちらを利用しあらゆる観光地に行っていたわけですが、バンコク三大寺院に向かう際、大変親切なお方に出会いました。

 

 

タイのドライバーさんはみなさん割とおしゃべりで、運転中に「何泊するの?」「明日はどこ行くの?」「タイのグルメ何食べた?」などと話しかけてくれます。

 

 

今回も「明日は何するの?」と聞かれ、「水上マーケットに行く予定です!」と伝えると…

 

「連れてってあげるよ、朝9時にホテルまで迎えに行くね!1200バーツでどう?」

 

もちろんこの時、100%信用していたわけではございません。水上マーケットまでの相場を調べてみたところ、相場同等でした。

 

バンコクではなかなかタクシーがつかまりづらいため、正直

 

 

(…これは良い話だ!)

 

 

 

となり、友達の1人がLINEを交換(タイ人は結構LINEを利用しています)し、朝迎えに来ていただくことにしました。

三大寺院についた際は

「周辺にはぼったくりのガイドやタクシーがたくさんいるから気を付けて!!」

と声をかけてくれました。

 

タクシー運賃が相場通りだったし、LINEも交換したし、もろもろ油断していました完全に…!

 

 

 

 

次の日の朝、

時間通りに迎えに来ていただき、まずは水上マーケットの近くにあるという「メークロン市場



 

ほぼ線路上に商店街がある不思議な場所です。1日に数回電車が通るのですが、みんなサーっと商品や屋根を片付け、通り過ぎると何事もなかったかのように元に戻す。

 

電車に乗っている人も観光客が多いみたいでめっちゃ写真撮られました(笑)動物園?サファリパークみたいでした(笑)

 

 

続いて「水上マーケット

 

ここでは工場見学→水上マーケット→寺院のツアーが2時間で1人あたり3500バーツとのこと。

 

 

 

 

 

 

………3500バーツ!?

 

日本円にすると約14000円……ありえなくないですか?

私たちが知っている相場は1台のボートあたり1200バーツ……

 

明らかに値段設定がおかしい。

けれどここまで連れてこられてしまった以上断りづらい…

そもそもこの値段が普通なのかもしれない…

いや、それにしても高すぎないか…?

時間もないしどうしよう……

 

即決できないでいると、早く払え!と言わんばかりに大きなため息

 

 

そこで友達の一人が

 

「私たちはそこまでお金と時間に余裕がない」

 

と交渉にチャレンジ!

ここぞとばかりに私たちも加勢します。

 

 

「工場はいらない!」「寺院もいらない!」

 

 

「値段を下げてくれ!!!!」

 

 

 

 

結果的に工場見学と寺院をやめて、2000バーツとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

……………それでも全然高いけどね??????????

 

 

水上マーケットは楽しかったです。楽しかったけど!



 

情に流された、観光客ゆえの無知のせいです。

私たちの警戒心・下調べが足りなかったと言われてしまえばそれまでです。

日本人ゆえの気の弱さもあると思います。

 

 

ちなみにその水上マーケット自体がぼったくりスポットなのではなく、

別の場所に正規の入り口があるみたいです。

タクシーを利用する際は、自分たちが向かってる場所が正規のボート乗り場かどうか十二分に確認するべし!

 

 

 

本当に悔しい思いをしました。

まっっっっっじで不快だったので本当みなさんに知ってほしい。

 

街中のぼったくりタクシーだけではなく、配車アプリを利用しても、違うルートでぼったくられる可能性があるんだよ!!!!!

 

 

 

 

P.S. 腹が立ったのでLINEで

「良心は痛まないのですか?

あなたの子供がかわいそうです。

私たちからぼったくったお金で美味しいものでもお食べください。」

と告げ、ブロックしました(^_-)(^_-)

 

後味の悪~~~~~~~~~いぼったくり話でした。

 

ちなみに、プーケットで参加したピピ島ツアーのスタッフさんがめっちゃやさしくて、ツアー内容に入ってないのにホテルまで送ってくれて、「明日空港からバンコクに行く」と伝えると、次の日の早朝にホテルから空港まで送ってくれました✌

 

基本的にタイの方は親しみやすくて優しい!だけどそのイメージを台無しにするような人が目立っちゃってるんですよね…悲しいかな

 

タイでは、藤井風さんの♪死んでもいいわ宇多田ヒカルさんの♪Come Back To Meがよく聴かれてるみたいで、バンコクのクソ暑い中、♪First love聴いたりしました。

 

もし記憶喪失になったとき、♪First loveを聴いてタイの日々を思い出したりするんだろうか……

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます♪

 

 

好きすぎて辛い!

 

こんにちは、センです。

 

もし私がYoutuberだったら、

「緊急で動画を回しています」

って言っちゃうくらい、緊急でブログを書いています。

 

深夜テンションだし、お酒飲んでるしでつたない文章化も!いつもそうか!

 

 

今日はまだ私は寝ていないので2月19日ですよね(圧)

私が”それ”に出会ったのはわずか一日前…(つまり昨日)

 

もはやどうやって出会ったのかは覚えていません、pixivあさってたのかなあ、本当にあんまり覚えてないんですけど、ほんと多分だからこそ運命で(は?)

 

 

もし今読んでいるあなたが、BLとか、不倫とか、NGなタイプでしたらUターンお願いします。

 

 

 

Uターンされましたか?行きますよ?

 

 

 

 

 

 

www.pixiv.net

 

 

 

 

これです。

 

出会っちゃったんです。

 

これ、ガチでヤバいです。

 

昨日見つけてハマってから既に3週読んでます。

 

そもそもBLだし、不倫だし、受け付けられる人っていうだけで結構絞られるかもしれません(R-18だし)

私自身、不倫は苦手でした。それでもどっぷりハマっちゃいました…

 

 

 

 

まず作品にハマった理由3つ!(自分の頭も整理したい)

 

  1. 嫌いなキャラがいない!
  2. 良い意味でキラキラしていない!
  3. 良い意味でリアル!

 

ひとつずつ説明していいですか?いいよね?(圧)

 

 

1.嫌いなキャラがいない

これはマジでその通りなのさ、そもそもBLの素質としてね?性格の悪い女がいなかったり、男だから許せる!みたいなことはあると思うんだけど、ほんっっっっっっっっとに嫌いなキャラがいないの!

不倫ものだよ!?普通に考えて不倫の当事者だったり、その奥さんにイラっとするものじゃん!意味わかんねえよ不倫なんて!とか思うものじゃん!

 

それがまっっっっっっったくないの!!!!!!

 

わかんない、私の感性が変なだけなのかな?でも誰かが悪いとは思えないの。

もちろん店長と吉田さんが全く悪くないって言いたいわけではないし、不倫を肯定したいわけでもないよ!?ただ、それぞれ理由があるよね、て思わされちゃうの。それぞれのすれ違いや心情の描写が細かいんさ!!!表情とか言葉選びでクゥ~~~~~~~!ってなるの!!!(語彙力)

 

 

2.良い意味でキラキラしていない!

ごめん!これは完全な私の趣味なんだけど、BLは好きだけどR-18 の描写は苦手なの!共感してくれる人いるかな…?

 

BLって結構腐女子のエロ本みたいに思ってる人が多いと思ってて、私も結構そうだと思ってたからこそ、エロ要素がダイレクトに伝わってこない作品を探して回ってたんさ!

で、そのエロさがダイレクトに伝わってくるのってキラキラした感じのラノベの表紙?とか少女漫画?みたいなタッチの絵だと思うのね、なんで自分がそう感じるのかはわからないんだけどさ(消えた初恋は別枠)

 

作者さんがもし、エロをゴリ押ししたい!って思ってR-18シーンを書いてたらほんっとに土下座ものなんだけど、グロテスクなエロさが伝わってこないから本当に読みやすい!!ストーリーがしっかりしてるっていうのもあると思う。でも本当に絵のタッチが好きすぎる!!!キラキラしてなさがすごいハマる!!!(私に)(ただの個人的な趣向)

 

 

3.良い意味でリアル!

これは言葉の通り、設定がリアル!

また個人的な趣向の話になってしまうんだけど、オメガ~とか異世界~とかフィクション過ぎる設定が苦手なの。共感得られるかな…?(本日2度目)

自分の周りのどこかで起きてる…かも……?くらいの設定じゃないと楽しんで読めないというか(クソわがまま)

それがドンピシャすぎて!!!私の知らない、でも私が生きてる現実世界のどこかで起きているかもしれない……くらいのリアル感がすばらしいです。ありがとうございます(´;ω;`)

 

 

 

 

たぶん私の熱量の100分の1くらいしか良さが伝わってないと思う。

 

でも、終わっちゃうのがすでにさみしいくらい、本当に好きなんです。

 

今の私の楽しみはこの作品が更新されること、と言っても過言ではないくらい。

 

人ってこんなにすぐ沼るんだなあと実感しました…

 

 

 

そもそも語彙力無くて語彙力付けたくてブログ始めた人が、うまく描写できるわけないですよね、調子に乗りました。

もっといろんなひとにこの作品の良さを伝えられるように、自分がこの作品を読んで感じたものを伝えられるように、語彙力を身につけたいな。自分の好きなものの魅力を、自分が受け取っている100パーセント伝えられるようになりたい。

 

 

語彙力を身につけて、またリベンジします。

 

 

 

ちなみに、推しは吉田さんです。

 

ハイキューで東峰旭(烏野3年 エース)にハマってから、長髪高身長にハマりがち…新たな扉開いちゃってたりして(・・;)

 

ブルーロックでは千切が好きだよ❤

 

 

てか、作品にハマるたびにちゃっかり推しができちゃうの、やめたい。ヲタク体質過ぎる。

 

 

 

あーあ、もう一周読み返してから寝ようっと。

 

 

 

 

明治大学の博物館に行ってきた。

 

こんにちは、センです。

 

先日は上野の国立科学博物館に行ってきましたが...

 

今回は明治大学の博物館」に行ってきました!

 

 

明治大学に博物館があることがそもそもあまり知られていないように思いますが…

手軽にコアな展示を見ることができる、マニアうってつけのスポットでした!

 

 

明治大学はいろいろな場所にキャンパスをお持ちですが、博物館があるのは御茶ノ水

 

御茶ノ水と言えば、最近はぼっち・ざ・ろっく!で話題になりましたよね!(私だけ?)

アニメのとおり、右も左も楽器屋さん、しかもギター屋さんばかりでした!

音楽好きの方は歩いてて楽しいかも!

 

JR御茶ノ水駅から左に出て、、五分ほど歩くと明治大学のキャンパス?が出てきます。(授業やってるのか定かではないくらい近代的なガラス張りの建物です)

 

博物館があるのはその地下!

 

ちなみに入校制限はありませんでした

 

エスカレーターで地下に進んでいくと、左手にショップが見えてきます。

私が訪問した日は運悪く営業していませんでしたが、営業日であればめいじろうのかわいいグッズなどが手に入るみたい!

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大学のゆるきゃらって珍しいですよね、ぱっと見つばくろー(ヤクルト)かと思いました(笑)

 

 

 

入館料は無料です!入館証に記入していざ!

 

博物館で写真オッケーなのは本当にありがたいのですが、静かな場所なのでなかなかとりづらい!(・・;)

 

 

入り口は特別展、こちらは期間によって展示の内容が変わるみたいです。

 

私たちのお目当ては常設展なので地下。階段を下りて進みます。

 

 

 

地下には「商品」「刑事」「考古」

 

「商品」は日本の工芸品やそのできる過程

「刑事」は日本の刑罰に関する書物・道具

「考古」は石器時代古墳時代あたりの石器や埋蔵物

 

一番楽しみにしていたのは「刑事」です!

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以前ローテンブルクの中世犯罪博物館でもお目にかかった「鉄の処女」に再会

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(というかローテンブルクまで行って中世犯罪博物館行くって…)

 

 

刑罰に関する書物、律・令・武家諸法度・生類憐みの令などなど、貴重な資料を見ることができました。全然字は読めなかったけどね!!!達筆にもほどがある!

 

ローテンブルクの中世犯罪博物館に行った時も、残酷だなあとか人間の心理をよく理解しているなあ(特に名誉刑)と思ったけれど、日本も負けていませんでした。

 

道具とともに使い方の説明、様子をあらわした絵が展示してあったので、興味がある方はぜひ見に行ってみてください(ネタバレになるので写真は控えます)

 

「考古」の展示では貝塚の模型を見ることができたのですが、集合体恐怖症の方にはあまりお勧めしません…

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↑はにわちゃん

 

貝が風化しない。土にならないおかげで年代推定や生活の推測ができていると思うと、都合がいいなあと思います。なんだっけ、名前は忘れたけど、広い範囲&短い期間生息した動物の化石とかさ、研究しろって言っているようなものだよねえ。

 

ネタバレになるので印象に残ったことをつらつら書きましたが、そんな感じで結構楽しみました。

 

 

明治大学の歴史についての展示もありましたよ!

自分の大学にはそういうのがないので、逆に自大の学費の行き所が不安になりました。

 

 

帰り際、アンケートに答えると、抽選で明治大学のグッズがもらえます!私たちは全員ポストカードでした(笑)

 

 

そんなこんなで明治大学の博物館訪問記録はおわり!

内容薄っぺらくてごめんなさい、このわくわくは皆さんに味わってほしいのです。

 

 

博物館に行くと、必ず新しい気づきがあってたのしい!

 

 

おすすめの博物館あったら教えてください♪

 

 

 

22歳が国立科学博物館に行ってきた。

 

こんにちは、センです。

 

同日に2つも投稿できるくらいには暇です。

 

題名の通り、上野の国立科学博物館に行ってきました!

 

都内の大学パートナーシップ?という、特定の大学の生徒であればいくつかの施設に無料で入れる(!)という大学生の特権があるんです。

それを卒業前に存分に利用しようというケチマインド女子大生()

 

待ち合わせは上野駅の公園改札前、早く着いたので日向の座れるところで読書しつつ、イケメン探し。

……全然見つかりませんでした。目に入るのは微笑ましい夫妻ばかり。いつまでもお幸せに!

 

 

平日の昼過ぎだし、空いていると思って行きましたが、意外に普通に人がいました(何だと思ってるんだ)

ちいさき命(いのち)を伴った成人男女の多いこと多いこと…。授業かな?と思うような子供の集団もいました。私も首にバンダナつけたい。

 

予想外だったのが、意外と同年代がいること!女子大生三人組や男子二人組、カップルまで!キラキラ女子大生は恐竜の骨見て何話すんだろう…

 

 

 

皆さんご存知のとおり、日本館と地球館に分かれていますが、時間の都合上地球館のみ鑑賞しました。

 

地球館は名前の通り、地球の歴史、動物の歴史、科学の歴史などなど、地球という大きな枠の中で、階ごとにジャンルが分けられて展示されています。

 

そういえば、ガッチガチの”文系”女子大生ですので、お手柔らかに!!!

 

多分回る順番間違えてるけどB2階から!動物の歴史です。

いろんな化石がありました。これ教科書で見たことある(三葉虫とか)っていう懐かしさMAX。友達は「どうぶつの森みたい」って言ってました。

絶滅しちゃったような動物の剥製?のデカさにびびりました。デカさが正義の時代や。みんなが知ってるような動物のハイブリットみたいなのがたくさんいて違和感すごかった。見慣れてないとキモさあるね(失礼)

〇〇科〜って書いてあったけど全然漢字読めなかった。ここに展示されている動物以外もみんな骨から細か〜く分類されてるってすんごい数だよね。想像しただけで大変そう。

やっぱりゾウめっちゃ強そうだったし、だからアフリカゾウとかアジアゾウとか、それぞれの地域にそれぞれのゾウがいるんやと無駄に納得した。

 

印象に残っているのは人類の歴史!原人→旧人→新人(ホモサピエンス)って、ヨーロッパ、東南アジア、みたいにエリアごとに頭蓋骨が展示されてるんだけど、骨から既にヨーロッパ人の鼻の高さ伝わってきた!

人種について、人種と民族の違いについて、など、心に留めておきたい捉え方も一緒に書かれてて、ちょっとハートフルになった。内容は難しくて、理解するのに私は時間が掛かったけど、だからこそ大人になってからも訪れる価値が有ると思います。生物学的に人種という概念を理解すると、また世界が違って見えると思う。

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↑気になったやつ、後で調べようと思ってた。調べます。

 

B1階!言わずもがな!恐竜!恐竜の骨久々に見たけどやっぱ恐竜でかい!でも小さいときに思ってたよりもティラノサウルスが小さかったな。ティラノサウルスがしゃがんでるの可愛かった。あとトリケラトプスが大きく感じた!大学生男子が恐竜バックに写真取りあいっこしてて萌えた!

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1階。多分ここが一番最初に見るべきところだったんだと思う。地球の年表があって、いろんな動物の剥製があって、地球館のイントロダクション!

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個人的にバカでかいまつぼっくりに驚いた。集合体苦手な人にはきついかも…、壁一面の虫はキツかったな。

 

2階。これぞ科学館!って感じの体験型展示が色々あって、自由研究のネタになりそうだった。教室で下手に静電気実験とかするよりこういうところに連れてった方が楽しいんじゃない?

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サーモグラフィーカメラを通してみた自分、手冷たすぎてビビった。低体温…。

 

コロナで体験できないのもチョピ〜っとあったけど全然楽しめた。仕組みは理解できなかったけど、全部科学の力って考えたら科学の可能性半端ないな〜!って思った。

 

3階。キッズランドみたいなところに動物が閉じ込められてた。多分コロナ前はここで遊べたのかな?ホッキョクグマのエケチェン可愛かった〜〜

順番的に大トリ?地球上のいろんな動物の剥製!

インパクトあってよかった。手前にあるパネルで動いてるところとか見れるんだけど、ハイエナの捕食とか結構グロテスクだった。おすすめ!

 

 

そんなこんなでサラッとじっくりみて大体2時間くらいで一周できました。文章本当は全部読みたいくらいだったけど、思ったより人がいて順番変わらないとだったし、理解するのに2〜3周読んでたらマジで帰れなくなりそうでやめました。意外にも動物系の展示が多かったな〜もっと科学的な(光とか電波とか)ものばかりかと思ってた。授業で習うような歴史とはまた違った視点から歴史を追うことで、多角的なものの見方ができるし、新しい考え方を掴むきっかけにもなるんじゃないかな、と思いました!

 

 

P.S もちろん、博物館を満喫した後はアメ横飲み!お通しがない分食べたいもの食べれてとてもよかった。

 

 

それでは。

 

 

 

湊かなえ「サファイア」

 

 

こんにちは、センです。祝!初ブログ!

 

昨日、湊かなえさんの「サファイア」を読了いたしました。

 

湊かなえさんの作品は、語り手の主観やエゴの人間臭さがクセになりますよね!

様々な作品を読んでいるにもかかわらず、毎回ラストが予想できず登場人物全員を疑ってしまいます(笑)

きっと、湊かなえさんの思うツボですね。

 

今回読んだ「サファイア」は宝石に関わる7作品の短編集です(サファイアとガーネットは2つで1つの作品とも言えます)。

 

  1. 真珠
  2. ルビー
  3. ダイヤモンド
  4. 猫目石
  5. ムーンストーン
  6. サファイア
  7. ガーネット

 

短編集は区切りよく読めるので、電車で読むのにもってこいですよね!

 

 

ところで、皆さんはあとがき・解説を本編より先に読む派ですか?後派ですか?

 

私は先に読む派です。完全なネタバレではないけど、ギリネタバレ…?くらいの温度の解説を読み、(面白そうだな)と思って初めて本編を読み始めます。

完全な結末は知りたくないけど、全く物語を知らないまま読むのも嫌なんです。だから原作のないドラマやアニメも苦手です(笑)

 

話が脱線しました。「サファイア」についてです

 

タイプの異なる7つの作品は、個々に煌めく宝石のように、どれも個性的で面白かったです。湊かなえさんを「イヤミス」の女王だと思っている方(事実ではありますが)にとっては、新鮮な作品もあると思います。

 

以下、それぞれについて、個人的感想です。

 

【真珠】

たぬきのような顔の女と男の対話によって進められる物語。2人の関係性は後半までしばらく明らかにされません。だんだん明らかになっていくとともにドキドキが増していく、これぞ湊かなえ!といえるお話でした。

相変わらず、主人公(語り手は男だが話の主人公は女)にはもちろん、男は初恋の思い出を再会した妻に投影しているように思え、エゴもひどく感じて全く共感はできませんでした(笑)今後の全てが不穏に思える終わり方が2人には合ってると思います。男が若干女に共感できているのも気持ち悪いと思いました。

 

【ルビー】

1番好きな話。

以前のたばこ畑、今の老人ホームに住む「おいちゃん」と、近くに住む家族の話。

久しぶりに帰省した出版社に勤めるお姉ちゃんと、家族と暮らす妹の会話から、予想だにしなかった事実が明らかになる。

世の中には知らなくていいことがもちろんあって、それを知らせないっていうのも優しさだなと思う。私はおいちゃんを憎めなかったな〜、あとお姉ちゃんが、妹が園田くんのこと好きなのを話し方からなんとなくわかってたって言うところ、読者にも伝わってくるから、描写上手いな〜って感心した。(上から目線)

 

【ダイヤモンド】

鶴の恩返しみたいな、助けた雀によって知りたくもない事実を知る男の話

まあ最近の事象で言うと、悪質なパパ活とかが近いのかな?騙してお金もらって、それをまた他の人に貢ぐ負の連鎖。女は自分がどう振る舞えば美しく見えるのかもわかってて、狡猾だな〜と思った。私もこういうあざとくて狡猾な女になりて〜とは常日頃思ってるけど、オッサンと喋るのはマジでムリ〜!というタイプなので、これができる女はマジで尊敬しています。

ところで、このお話は雀が人間になって期限つきで恩返しをするというお話ですが、私は湊かなえさんの作品テイストにしては、このファンタジーさは珍しいな、裏があるのかなと思い、個人的な結論として、主人公自身が真実を自力で暴いたものの、受け入れ難かったために雀に責任転嫁した、精神的に参ってしまった男の話だと思いました。登場人物全員が報われませんが、いいラストだったと思います。

 

猫目石

側から見たら円満な三人家族、それぞれがもつ家族に言えない秘密が、隣人さんに暴かれる話。家族三人それぞれの視点で物語が進んでいくが、それぞれ暴かれたくない秘密、それがあるからこそお互いの行動から勘ぐってしまうという、思いが交錯した湊かなえ感あふれた作品です。

パパが中野さんから強請ってお金をもらっている、と考え、自分の秘密がバレている!と思い込む果穂ちゃんのシーンですが(バリバリネタバレ)、それこそ湊かなえさんが狙ったミスリードではないかと思いました。中野は全くの別件でパパと接しているのに、自分に後ろめたいことがあるから自分にとって都合が悪いように勘ぐってしまうのでは…?という…。

何が真実かはわからないし、正解がないからこそ自分なりの解釈ができる、小説の醍醐味ですよね。

結果的に?家族はお互い打ち明け、平和に暮らしていると言えるのでオッケーです(^^)v

 

ムーンストーン

湊かなえさんが描く女の友情の大半がドロドロしているため、この作品はここまで素直に友情を味わって良いのか?と不安になるくらい、少女時代の2人は輝いて見えました。地方の田舎を舞台にした、地元の友情のお話。友情は無敵だと思うことができました。DV旦那、気持ちはわかるけど母娘に手を出してはいかん。だし、男の人に女の人がモノ無しで敵うわけがないやん!と叫びたかった〜!DVはダメ!絶対。そして何でも相談できる相手を持っておけ!と胸に刻みました。

 

サファイア

表題作です。女の、最初で最後のおねだりに絡んだ悲劇。何かに理由を押し付けたくなるようなことが起きたときに、それにちょうどいい事実が判明しちゃって、そう思い込んじゃうっていう話。この作品は良くも悪くも誰が悪いとは言えないところがモヤッとするけれど魅力的。

本題を逸れれば、バイトに誘ったタナカは悪いかもしれないし、悪質と知らずとしてもそのようなアルバイトをしていた修一も悪いかもしれないし、誰かのせいだと思い込む真美も悪いかもしれない。でもそれは直接の原因とはならない。直接的な原因がないからこそ、各々が罪悪感を抱えている。

 

【ガーネット】

サファイア」の主人公が出版した本の映画化に伴って企画された、雪美と対談の中で新たな事実が判明する話。タナカは雪美にポストカードを送っていて、もはやラブレターで、二人は両思いなのに、罪悪感からかタナカは距離を縮めない。真美は、過去のことを引きずっている人が自分以外にもいると初めて気づいたのではないか。そして雪美を通して、タナカに激励の言葉を送る。

後日、編集者から受け取ったファンレター、開けない方がいいと前置きがあったため、(もしや救われない内容なのでは…?)と思ったが、これがもう感動もんだった。

彼が語る真美は可愛らしくて、大変愛していることが伝わってくるし、書き手の方の指輪の捉え方も素敵だった。

ファンレターのおかげで真美が過去を受け止め、やっと前進できるような気がした。

 

 

長くなりました…、どれも短いのに読み応えがあり、良くも悪くも人間臭くて大満足でした!最近長編小説ばかり読んでいたから余計に、短編でこれほど満足感を得られるってすごい!構成力!表現力!すごい!と思います(安直)

 

 

それでは。